特色ある科目・講義 (【】内は、旧社会環境デザイン工学科の講義名です)
本学科で開講されている特色ある科目・行事を紹介します。
環境創生理工学概論【社会環境工学概論】(1年次)
環境創生理工学科の教員(教授)が一人ずつ、 前橋荒牧キャンパスにて本学科への導入を含め、それぞれの専門分野の概要をわかりやすく説明する授業です。この授業を経て、環境創生理工学という分野についてさらなる興味と理解を深められることでしょう。桐生キャンパスにおいて、突然始まる専門分野の講義においても、多少の知識があれば飲み込みの早さが違ってくるのではないでしょうか?
学びのリテラシー(3)-地域の安全と環境-【学修原論「地域の安全と環境」】(2年次)
受講する学生を3〜4人程度の少人数グループに分け、各グループあたり教官一人が個別に指導を行います。
本授業では「学習を進める際の主人公が学生である」ということが特徴です。『地域の安全と環境』という総合題目に関わる独自の研究テーマをグループごとに学生が主体となって設定し、研究の方法の選定や結果の吟味、成果のとりまとめに至るまで、あくまでも学生の自主的な発案のもとに実施することになっています。 最終的には各グループの成果を持ち寄り、全員参加による成果発表会を行います。発表は予め指定した大きさのポスターを作成して、その前で閲覧者に口頭説明を行う、いわゆる「ポスター発表形式」とし、説明と質疑応答はすべて各グループ単位で協力して行います。このポスター発表会は10月下旬に開催される工学部の学園祭に併せて、他の展示とともに一般公開として行われます。 優秀な発表を行ったグループは後日表彰の対象となります。
環境創生理工学(3年次)
環境創生理工学科の全教員がオムニバス形式で担当し、各教員の専門分野や研究に関する具体的な事例を対象に、課題の捉え方、具体的な解決法について総合的な考え方の修得を目標とした科目です。社会基盤・防災コースだけでなく、環境エネルギーコースの教員からの話題提供があることから、他分野との協働の重要性や具体的な方法に関する知識を深めてもらいます。
社会基盤工学実験【社会環境工学実験】(3年次)
専門教科で学んだ構造・地盤・衛生・水理の基礎知識を深く理解してもらうために、各教科についての基本的事項の実験を行っています。しかも、単に与えられた条件のもとで実験を行うのではなく、建設企業経営シミュレーションを取り入れた演習課題となっています。この実験を通じて、問題解決のためのエンジニアリング・デザイン能力を身に付けてもらいます。
卒業研究発表会(4年次)/修士論文公聴会(大学院生)
研究室配属後の研究活動を通して各学生が取りまとめた卒業論文・修士論文の発表会・公聴会を行っています。学習・教育目標にそった評価基準によって各発表を採点し、優秀な発表を行った学生は表彰の対象となります。