教育目的
現代社会は、互いに相反する経済発展、資源・エネルギーの確保、環境の保全のトリレンマという難しい課題を抱えています。また、自然災害に対する備えは安全・安心な社会をつくる上で不可欠です。
環境創生理工学科は、持続可能で安全・安心な社会と環境の創生を目的に、自然科学の基礎知識の修得とともに、人文科学、社会科学および自然科学と工学の関わり合いを理解し、そのうえで科学的・技術的な側面から現実社会の問題解決と未来社会の創生に向かう視点と方法の構築を目指しています。これからの未来社会を形成するための環境設計に関して、幅広い専門知識を備え、俯瞰的に問題を把握し、多様な視点を持って総合的に問題解決できる能力をもった人材を育成することを目指しています。
さらに、社会基盤・防災コースでは、自然災害からの脅威を克服し、環境への負荷が小さい安全・安心な地域づくりや社会基盤整備のための土木工学を中心に学びます。それらを通して、社会基盤整備や防災の専門技術に関する知識とそれらを応用できる人材の育成を教育の目的としています。