本コース(旧建設工学科および旧社会環境デザイン工学科)卒業生が社会に出て、どんな仕事をしているのかを紹介します。
県の発注する公共工事の積算、監督(橋の検査路や標識を担当)、設計審査などに携わっています。土木構造物は耐用年数が長く、多くの人々に利用されるので、担当する現場には実際に出かけ、使い勝手をイメージしながら計画を再検討し積算することを心がけています。発注者の立場での発言は重いので、受注者の立場を思いながら、安全にかつ県民の血税を使用していることを念頭に、要領よく現場運営を行うことを目指しています。学生時代には地球環境の悪化に不安を感じていたので、水質汚染の改善をテーマにした研究室に所属しました。就職してからは構造力学や土質、水理など土木の専門知識が役立っています。
社会に出て、家庭を持ち子供ができますと、なかなか自分の自由な時間が持てず、勉強する機会が少なくなります。大手を振って勉強できるチャンスは大学時代だと思います。大いに学び遊んでください。