本コース(旧建設工学科および旧社会環境デザイン工学科)卒業生が社会に出て、どんな仕事をしているのかを紹介します。
都市計画法に基づく土地利用などの計画の決定・変更業務や、街づくりの方針を定める業務をしています。市全体や市内の地区ごどの特徴・特性を活かし、その地域に適した土地利用や都市整備を、計画を定めることにより誘導するものです。市の発展を促す行政ならではの仕事であるため、街への愛着が湧き、それが更なるやりがいにつながります。数年、数十年かけて思い描いた街並みに変化していく過程を見るのが楽しみです。
大学では群馬の気象を中心に、水文学の観点から冬の積雪の傾向や地球温暖化の影響を分析する研究をしました。その過程での発見や考察はとても楽しく、研究を続けたくて大学院へ進みました。在籍中に論文を土木学会で発表する機会もあり、この経験はとても有意義でその後の自信や励みになりました。
群馬大学には指導力に長けた先生が大勢いらっしゃいます。キャンパスから一歩外に出れば、織都として栄えた”社会デザイン”の教材が溢れています。そうした恵まれた環境、穏やかな校風の中で大いに学べる素晴らしい大学です。