お知らせ
本研究センターからのお知らせです。
釜石市の児童・生徒への進学・就学支援のお願い
平成23年3月27日
群馬大学広域首都圏防災研究センター長・教授 片田敏孝
 この度の東北地方を襲った津波災害により、釜石市では多くの児童生徒が親を亡くし、自宅を無くしました。今春高校進学を予定していた生徒のなかには、親を亡くしたことで進学自体をあきらめたり、親の負担を気遣ったりして進学をあきらめようとしている児童生徒が多くおります。「制服買えるかな〜」、「お母さんが可愛そう。高校行くのやめてアルバイトしてお母さんを助ける」などと釜石の先生方に相談している児童生徒の姿を見るとき、子供達が可愛そうでならず、何とかしてあげたいと思わずにはいられません。
 もちろん釜石市だけにこのような子供達がいる訳ではありません。しかし、津波被害にあった沿岸部全ての子供達を救うことは私には到底できません。釜石市の防災教育に携わった者として、私の思いとして、釜石の子供達を救うわがままを許して頂きたいと思います。そして親を失い、家を失った釜石の子達の進学を考えるとき、その全てを支援することも不可能です。しかし、私たちがせめて進学先の新しい制服を買ってあげることで、釜石の子供達が、新しい制服を身にまとうことによって、辛い思いのどん底から何か新しいこれからを感じ取ってくれれば、そして彼等のこれからに何かしらの希望と期待を感じ取ってくれるなら、制服を買ってあげるという我々の僅かばかりの進学支援も意味があるのではないかと思っています。
 この支援にご賛同頂ける方のご協力をお願いできれば幸せです。なお、この支援は被災地全体の子供を対象にしておらず、また十分なものではないとは思います。しかし、このような支援が釜石のみならず、被災地全体の児童生徒の就学支援の活動となって広まることも祈っております。ご支援、ご協力をお願い致します。
ご寄付の使途の具体
【支援対象者】
この度の津波災害で、両親もしくは主たる家計支持者を失った生徒・児童、ならびに家を失った生徒・児童。このうち当面は、就学環境が大きく変わる高校進学予定の中学校卒業者、および今春小学校を卒業し中学校に進学する児童を対象とするが、特段の配慮が必要と釜石市教育委員会が判断する状況が生じた場合は、必要に応じて支援の範囲を拡げるものとする。
【支援の具体】
高校進学予定者と中学校新1年生の制服購入。なお、余剰金が生じた場合などにおいては、通学カバンや文房具等の就学に必要な物品の購入補助などを中心に、釜石市教育委員会が支援することが適切と判断したものに充てる。
【支援金の振込先】 ※平成23年7月29日より以下の口座番号に変更になりました。
振込先銀行名: 岩手銀行
支店名: 釜石支店(支店番号036)
口座番号等: 普通預金 2050929
口座名義人名: 釜石市教育委員会 委員長 及川好 (オイカワコノム)
本研究センターでは、群馬大学工学部社会環境デザイン工学科内に設置されています。 社会環境デザイン工学科HPはこちらから
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