研究成果・調査レポートなど
本研究センターで行っている研究内容を紹介します。
研究紹介:有限要素法による土砂災害対策工事の効果計測
 より効果的に災害の軽減を図るためには、行政機関や住民の意識改革だけでなく、災害発生の危険性の特に高い場所に対する対策工事をあらかじめ行っておくことが理想的です。研究センターでは、土砂災害対策工事の効果を計測するためのコンピュータ・シミュレーション技術を開発しています。【平成23年4月1日公開】
速報:釜石が繋いだ未来への希望 −子ども犠牲者ゼロまでの軌跡−
 平成23年3月11日(金)14:46 太平洋沖にてM9.0という超巨大地震が発生し、それに伴う巨大津波の襲来によって、東北地方を中心として東日本の太平洋沿岸全域が甚大な被害に見舞われました。この地震津波による死者・行方不明者は、10,000人を超えて、戦後最大の自然災害となってしまいました。
 そのような状況の中、小中学校の子どもの犠牲者をゼロにすることができた地域があります。それは、これまで災害社会工学研究室が地元自治体と連携して津波防災教育を実施してきた岩手県釜石市です。そこで、ここではこれまで釜石市が取り組んできた津波防災教育の内容と、この度の巨大津波襲来時における子どもたちの対応について紹介します。平時においてちゃんと備えておくことができれば、例え巨大津波が襲来したとしても、犠牲者をゼロにすることができる、そのことを釜石の子どもたちが実証してくれました。彼らと学校の先生方のがんばりを、ぜひご覧下さい。【平成23年4月13日更新】
特集:ゲリラ豪雨や台風などの風水害被害の軽減に関する研究紹介
 近年、ゲリラ豪雨と呼ばれる局所的集中豪雨によって全国各地で水害が発生しています。また、地球温暖化の影響によって台風が巨大化するとの専門家からの報告もあります。そのため、今後はこれらの災害による被害を軽減するための対策がますます重要になってきます。
 そこで、本研究センターで取り扱っている風水害被害の軽減に関する研究をとりまとめてみました。研究成果だけでなく、風水害への備えとして、一般の方に知っておいてほしいことについても、わかりやすくまとめみましたので、ぜひご覧下さい。【平成22年8月10日公開】
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その他の研究成果や調査レポートなどは、各研究室ホームページをご覧下さい。
流域環境学研究室
・神流川瀬・淵再生プロジェクト
・3Dレーザスキャナによる河川環境の3次元地形測定
・防災ヘルスモニタリングに関する研究
・礫床河川における河道内の樹林化と低水路管理方法の構築
地盤工学研究室
・地震時の地すべり・岩盤崩壊の数値シミュレーション
・中山間地の広域的な地震被害(影響度)予測システム
・種々の形式の石積み擁壁の地震被害シミュレーション
災害社会工学研究室
・防災教育に関する研究
・地域防災に関する実践的研究
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